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HS-8 本日卒業いたしました。

My HS-8アイボリー Ser.No. 5441
本日朝、翆頌庵より搬出。
先程、市川市のクリーンセンターに持ち込みしました。費用1,512円でした。
私・翆頌 (T.M.) HS-8ユーザー本日卒業いたしました。

 

記念品として、標準装備のAWMボイスパック3本を抜き取りました。
持っていても全く役に立たない記念品だけど、捨てるのも惜しくて。HS-8ユーザーだった記念です。


スピーカーがけっこうよいものらしく、父親にあげました。丁寧に外していました。


今日は仕事で使用していたPC一号機とモニターもリサイクルのために発送しました。
これで部屋が大分広くなりました。


今日からようやく、EL-900B ユーザーに本当の意味でなれる気がしました。






1995年にようやっと手に入れた中古HS-8アイボリー。購入当初も自分でアレンジしたりして相当弾いていましたが、間もなくピアノへ気持ちが向かってしまいました。

思えば本格的に弾いたのは2007年からの4年間だけで、それまでのほとんどの時期は物置でした。

それでも決して売ってしまおう、廃棄処分しよう、などと思ったことは一度もなく、何度も再び弾きたい気持ちになりました。しかし楽譜は既にほとんど廃棄してしまっていて、楽器屋でも手に入らない。


2007年、ヤフオクの存在を知り、楽譜が手に入ることがわかると、「過去のリベンジ」がしたくなりました。ヤフオクで楽譜を買いあさり、HS-8を再び弾き出しました。
自分でチャートを見て打ち込んで演奏する。そんな当たり前なことの素晴らしさを噛みしめながら。


高校生の頃、スムーズにHS-8を買ってもらえなかった私。もしスムーズにHS-8を手に入れていたら……そんな過去のリベンジが当初の目的だった。古い楽譜ばかり集めていたから、過去の曲を過去の思い出にちなんで弾いていたのです。
また、もしスムーズにHS-8を高校生で手に入れていたらきっと手に入れていたであろう、MDR-3 再生用 MusicDisk などもヤフオクで入手して満足したりしていました。



しかし、それはいくら弾いても決してリベンジを成し遂げたと感じることはありませんでした。
過去の曲ばかり弾いていたからか、エレクトーンの経験の長い方とブログで出会いました。そして様々なアドヴァイスをしていただきました。
そしてその方にある時素晴らしい演奏をしていただき大感激でした。そして間もなく私の態度の悪さでその方は私に嫌悪を抱くようになり、無関係を求められて全ては終わりました。
しかし、どんなにその方が私を嫌っているとしても、氏の人間的素晴らしさは変わらず、また今エレクトーンを弾こうが弾くまいが、過去に素晴らしい演奏をされた事実は消えることはありません。そんな出会いがあったのもHS-8を弾いていたことがきっかけでした。



2009年にMDRの不具合がきっかけで EL-900B との予期せぬご縁をいただきました。
それからは両方を狭い部屋で弾いていましたが、HS-8 の方は既にかなり古く不具合も発生し、それを修理しながら弾くまでの意欲も段々と薄れてきました。
所詮 HS-8 を弾くことは、もともと過去のリベンジが目的でしたから、そんな後ろ向きなことをしていた私に突然 EL3桁番台がやってきて、状況は一変しました。
そう、いつぞや、かの方に弾いて下さった素晴らしい演奏は EL-90 でされたものでした。HS-8 と比べて音が素晴らしく、それでヤラレてしまった感がありましたが、気がつけばその方よりも上位機種ユーザーになってしまった。もう何も羨む必要もないんだ、と思いました。



しばらく、2台ユーザーを楽しんできましたが、EL-900 ユーザーであることがなかなか自分自身で認められないできました。信じられないというか。


部屋も狭いので、2台置くことは本来無理がありました。1台なくなればどんなに部屋が広くなるか。そういった現実的問題もございました。




高校生の頃のリベンジ。その最大たるものは、'Burning'(ポップスコア4) でした。かなり最近(2011年1月)まで、憧れの 'Burning' を繰り返し練習をしていました。
2008年に既に2回録音しましたが、全体的にとてもよい演奏ができたと自分では思っています。しかし満足できませんでした。

一体どうすれば過去のリベンジが成し遂げられるのか。その最大のリベンジたる 'Burning' HS-8ヴァージョンを完璧に弾くこと。どうすれば 自分の満足できる演奏ができて「これでもういい!」と、過去の思いへの卒業を宣言できるのだろうか……。

とずっと思っていましたが、結局、過去は過去でしかありませんでした。過去にどんなにうまくいかずとも全ては必然だった。なにも悔やむことはない、そういうことに気づきました。

そう、最後の最後まで、卒業を果たした今日の時点まで、私は「HS-8を自分が望むだけ使い切った」とは全く思っていません。

むしろ、過去うまくいかなかったことにこだわること、それ自体を、私は卒業しなければならなかったのです。



正直、今回のHS-8廃棄は勇気がいりました。このことを考える度、何度も何度も息が苦しくなり「ゴメン、廃棄は保留!」と家族に告げたりということを繰り返しました。
それは恐らく、身体を壊してしまうまでの過去への異常なこだわりと、前向きにいこうとする新しい自分との最後のたたかいでした。


廃出の土壇場で息が苦しくなって「ゴメン、やっぱり持っていかないで!」ということにならないことを祈りました。


廃棄は家業の閑散期の2月いっぱいまでがチャンスでした。
廃棄が正式に決定したのは、昨日でした。
すぐにひとりになったら、いきなり息苦しくなり吐き気がしだし、それは本当に苦しかった。
しかし冷静になってみると、ああ私は試されているんだな、と思ったのです。過去にこだわるか、前向きに進むか、どちらを選ぶか。それが問題だ、と。


寝る前に、HS-8に向かって「…… STAGEA になって戻ってこい! もちろんプロフェッショナルモデルになって!!」そんなことを何度も語り掛けて、それからお布団にはいって休みました。


昨夜は一晩中、ほとんど眠らず、或いは濃い内容の夢を見て数時間過ごしました。
そのテーマとは、まさに過去にこだわるか、前向きに進むか、の選択でした。
途中で私が15歳でやめた教室の先生に当時告げられたことが再び思い出されました。私にとって最大の過去の呪縛の一つ。私は作曲で成功する確率は非常に!薄いね!と当時告げられてとてもショックでした。そのことを改めて思い出されました。あれからもうすぐ23年。私は選択を迫られました。


しかし私の答えは簡単でした。「岩崎先生、私は作曲がしたいのです。」
今現在、親戚の依頼で作曲をしているところですが、思った以上にスムーズに進んでいます。アイディアも浮かびます。頭の中だけで曲を思い浮かべること丸2年。しかし頭の中だけでは曲はつくれないこともわかりました。天才でもないのだから、きちんと楽器の前で手足を動かして弾いて、五線に書き込む。それを修正していく。こうすることで私はもうこれだけ精巧な作曲ができるんだってことがわかりました。もしかしたら、そろそろこれを仕事にできるかもしれない、そんな気持ちにもなってきました。もちろん絶えずのアップデート・アップグレードを続けたうえで。
それが今の私の心。それさえあれば、もう過去のことなど全く問題ではありません。




充実した7時間でした。そして朝を迎えました。


朝起きてほぼ間もなく、HS-8を思っていたより早めに車に積み込むことになりました。
私は部屋へ戻り、急いで、鍵盤の裏側にあるシリアルNo. を写真に収め、それが済んだところで父と兄が部屋へやってきました。廃出作業が始まりました。



廃棄作業は実はとても楽しいものでした。
父と兄にお願いして、私の部屋で業務用電動ドライバーを使用して、部品を出来る限りバラバラにし、
下のお店 (内装業) にそれらを運んで、そこで物色。
まず父と兄の意見が一致したのは、「スピーカーは使える!」そこで父は配線を切って4コ外していました。
またHS-8本体とスピーカーをつないでいたシングル端子2本も、エレキベースを弾く父は「これは使える。最近はステレオのがほとんどでシングルのは珍しい」とニッパで切断して部品取り。
私もここでスピーカーの仕組みを兄にちょこっと教えてもらうことができました。スピーカーは箱が命で、それも重量が必要らしい。中は防振剤の分厚い毛布みたいなカーペットみたいなのが入っているのと、配線がちょこっと、後は空洞。ピアノやヴァイオリンのボディと同じ。
余談として、ヤマハのピアノのことを教えてくれた。兄が以前「プロジェクトX」で見たのだという(私も見たいなあ)。木の部分、日本の桐タンスの、木と木の、ちょうど指を組むような組み合わせ方がヒントになって音が綺麗に響くカタチにできあがったのだという。スタインウェイではどうやっているのかもちろんそれはトップシークレット。ヤマハでピアノを開発したその彼らが生み出した独自技術とは、本場ドイツのマネではなく、他ならぬ日本固有の桐タンスの技術だったという話。
あとピアノは塗装一つで音が変わるのだと!。音の出るもの、内部・周囲の環境どれを微妙に変えても音は変わるのだという。
エレクトーンで使われていたそのスピーカーは、前部だけではなくて後部からも音が出るのだという!。その後ろから出た音を外に出すための、紙製の直径約7cmの筒が左右に計2本。その筒の大きさもちゃんと計算されてつくられているとのことでした。
椅子は何かと役に立つということで廃棄はせず家に置くことに。
「ここに入れるハズだった部品は、いくらヤフオクで探しても月刊エレクトーンに投稿して呼びかけても、とうとう手に入らなかった!(クルマユーザーだけではなくて) エレクトーンユーザーにもこだわりがあるってこと!」そんな思い出を聞いてもらったり。




そして先程、市川市のクリーンセンターへの持ち込みが無事完了。
業者に引き取りに来てもらうと 2,600円 とのことでした。持ちこみで1,512円。ずっと安く済みました。
もし楽器屋に引き取ってもらう場合、36,750円、2階だと42,000円 とのことでした。そんなお金はありませんでした。楽器屋だったら部品を他のHS-8で使ってもらえるかな、とか思ったけど、いつの間にかそんなこだわりも消えていました。






かつて。「音の森」ブログ時代「世界一のHS-8ヘビーユーザー」を自称した私・翆頌 (T.M.) 本日 (2011年2月16日) HS-8卒業となりました。
(奇しくも (!?) 塚山エリコさんの講演会の開催日でした。)





部屋が広くなりました♪
ここで「ビリーズブートキャンプ」もできるね(笑)。



あ、あと、今日から本当の意味で EL-900B ユーザーです!
これから新しい曲をどんどん弾きたい。
楽しみです。
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Date: 2011.02.16 Category: HS-8  Comments (2) 

この記事へのコメント:

Tomomi Murayama

Date2011.12.28 (水) 14:19:15

ふみえさんお久しぶりです!
なんだか最近、エレクトーンの世界からすっかり離れてしまっていて… 久しぶりにエレクトーンの世界からのお声をいただけた感じです。

最近は、もう一つのブログばかり更新しています。
http://suishoan-tm-2011.cocolog-nifty.com/myfavoritemusic/
作曲家の吉松隆氏にカブれてしまい、いっぱい書いています (汗;) 来年の「平清盛」音楽担当者ということでしばし追っかけ!? をしています。音楽も素晴らしいですが、生き方がもの凄く共感しています。

ただし、まだまだエレクトーンは弾くつもりです。いろいろなジャンルの音楽をカラダで学べますから。

2012年は、EL-900を音源に、卓録でオリジナル曲を作曲していくつもりです。
まずは「平清盛」オープニングテーマの耳コピを予定しています。作業レポートはこちらのブログに逐次UPしていきます。

HS-8は過去のものとなってしまったけど、いろいろこだわりながら一生懸命音をつくって弾いたことは今後に役に立つと思っています。
mixi はすっかり忘れていましたが、ふみえさんの新ブログ、時々見させていただきますね。
よいお年を!
村山 智美

ふみえ

Date2011.12.28 (水) 13:15:36

ご無沙汰してます。
mixiはあまり使ってませんか?

翆頌さんが、HS-8を廃棄処分してしまったのは残念だけど、
MDR-3の不具合とか、置き場所の問題とか、いろいろあったんだと思います。

私も、つい数日前から、
エレクトーンに関する記憶が薄れないうちにと思って、
ネットのスペースに書き始めました。
  音楽の部屋 エレクトーン編
  http://blog.zaq.ne.jp/fumie3m/

私のHS-8は、シリアルナンバー 2459 です。

実は、3.11以後、節電ということもあって、
エレクトーンを弾いてませんでした。
ピアノは弾いてますが、、、
なかなか、エレクトーンを弾く気がわいてきませんでした。

来年がいい年になるといいですね。

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